SAIL meets ART

人生に本当の心地よさと美しさをもたらすセルフケアブランドでありたい。
そう考えるSAILが、みなさまの生活をより素敵なものにできたらという想いで、新しいプロジェクトをスタートします。
その名も「SAIL meets ART」。

大好きな場所があること、美味しいと思えること、美しいと感動すること、心から安心できること。
世界にはわたしたちを心地よくしてくれるもの、輝かせてくれること、がたくさん存在しています。
SAILを知ってくださる方々が、それらに触れるきっかけを生みだすため、多くのアーティスティックな人物や事柄と繋がり、
様々な情報を発信し、表現やコミュニケーションを作り出していくプロジェクトです。

SAIL Photography by____________

プロジェクト第一弾となる、「SAIL Photography by」はクリエイティブディレクターにフォトグラファーKINYA氏を迎え
年2回、彼がピックアップしたフォトグラファーの方々がSAILの製品を独自の感性でとらえ、表現を制作します。
公式サイトのジャーナルで、作品とそれぞれのインタビュー記事を公開し、合わせて公式インスタグラムでも作品を順次公開します。
それぞれのフォトグラファーが普段、どのような感覚で作品をつくりだしていているのか、
また今回SAILの製品や、香りをどのように捉えて作品に落とし込んだのか。
さらには、最近気になっていることや大切にしていることなどもインタビューすることで、トップクリエイターの思考にも迫ります。

石田真澄 / Masumi Ishida

1998年生まれ。2017年、自身初の個展「GINGER ALE」を開催。18年、初作品集『light years -光年-』を、
翌年には2冊目の作品集『everything will flow』を刊行(ともにTISSUE PAPERS)。
22年4月、2年をかけ女優・夏帆を追った写真集『おとととい』(SDP)、
同年5月には、二十歳になった女優・八木莉可子の初となる写真集『pitter-patter』(青幻舎)を刊行。
23年4月、台北(台湾)の3カ所で個展「swim in spring」を開催した。雑誌や広告などを中心に活動。

「Love Thyself」の香りと、物撮り

「Love Thyself」の匂いには、“自由な姿”でいる様子や、余計なことを考えずそのままでいられる、という印象を持ちました。もともと物撮りが好きなこともあり、また、香りにも興味があるので、今回の撮影のお話をいただいたとき、香りや使用感から撮影イメージを想像するのも楽しそうだな、と思いました。撮影した作品では、Love Thyselfの香りに感じたインスピレーションをもとに、爽やかさや気持ちよさ、みずみずしさを表現しています。

日々のなかの光を感じる時間

オフの日には、午前中に自分の家のことを済ませて、昼過ぎから一人で出かけ、夕ご飯は友達と集まる。そんな一日が理想ですね。でも、誰とも会わずに、小説やドラマ、漫画を見て過ごす一日もまた大事です。気分がちょっと落ち込んだときは、一人で好きなものを食べに行くこともあるし、気の置けない友人と少人数でご飯へ出かけることで、少し気分転換をしています。

私は、広告や雑誌が大好きで、それをつくる人になりたいとずっと考えていたんです。また、写真を撮ることも好きだったので、写真を通して広告や雑誌に関わることができたらいいなと学生の頃から思っていました。

いま、撮影する時に大事にしていることは、撮っている相手がどんな気持ちかを想像すること。そして、“光を見る”ことです。例えばバスに乗っているとき、窓から差し込む光がバスの動きと同じように揺らぐ様子を、一番後ろの座席から眺めている時間も好きです。

誰かと旅行をするなかでアイデアに出合うこともよくありますね。一定の時間を誰かと一緒に生活すること自体に興味があって。知らないものを見たり、食べたり、初めての街を歩きながら写真を撮る時間もとても大切にしています。

最近気になる7つのこと

1. 面白かった映画
『恋は光』(小林啓一監督)
2. よく聞いている音楽
高木正勝『girls』
3. 好きな本
中村新一『アースダイバー』
安田佳澄『フールナイト』
4. 注目しているアーティスト
なし
5. お気に入りの場所
駒場野公園
6. 最近買ったもの
不二家のサンリオキャラクターズチョコレート(全種)
7. 気になっている撮影機材
なし
2019 everything will flow
インタビュー:中村志保

1982年生まれ。慶應義塾大学文学部美学美術史学専攻卒業。ロンドン大学ゴールドスミス校でファインアート専攻後、メディア学修士修了。 「美術手帖」「ARTnews JAPAN」編集部などを経て、フリーのエディター・ライター。

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